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「うん、…よろしくね。」
「「「!」」」
(またあの笑顔…!)
(ヒバリって可愛いのなー。)
(…ッ!(固))
「ねぇ、どうしたの?」
「Σな、なんでもないです!ね、山本、獄寺君!」
「そ、そっスよね!」
「ヒバリって可愛いのなー♪」
「「Σ山本ォォォオ!!!」」
いきなり固まったかと思えば何なんだ一体。
「なーヒバリ。お前の事名前で呼んd「そーはいかねーぞ。」…小僧。」
いつの間にか木の枝に立っていたリボーン。リボーンは名前で呼んでいいか?と聞こうとした山本の言葉を遮った。
「じゃ、僕帰る。」
リボーンが登場した途端、帰ると言い出した恭。それもそうだろう、何故自分の頬にキスした奴と同じ場所にいなきゃいけないのか。
「逃げるのかヒバリ。」
「話しかけないで変態。」
「ぶっ!」
「…ツナ。(ジャキッ)」
僕の変態発言に噴き出した沢田。そんな彼にリボーンは愛銃を突きつける。
「オレは諦め悪りぃからな。」
「黙れ変態、変人。」
(ヒバリの奴、かなり毒舌なのな〜。)
「…じゃあね沢田。」
「さよならヒバリさん!」
一刻も早くリボーンから離れたいのか、恭の足は速かった。
(まさか、友達になるとはねぇ…。)
微塵にも、思わなかった。
…次は、体育祭だね。
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