03.バァ〜カのキ ワ ミ
機械との生活、始動。
………
始動。じゃぬぇえええええ!!!
なんだよ、ありえんてぃだろ!!!
どこのどいつが暇だからって超信用出来ない危険な機械と一緒に生活するんだよ!!!
どんだけ暇な奴だよそいつ!!!
おいナレーター!!!ふざけた事言いやがって!!!
ぶっ飛ばすぞコラァ!!!
…ゼーハーゼーハー…
……とにかくだ!!!
まずはヤツ等を追い出さないと!
俺は玄関で半白目状態になっていたのを持ち直して家へ走って入った。
ドドドドドドドドドドドドドッ
バァンッ!!!バキャッ←(あ、ヤッベドア破損した☆ま、いっか)
『お前ら出て行けぇええええ!!!』
「「「「「ん?」」」」」
『勝手に酒と蜜柑とバナナと葱とアイス食うなぁあああ!!!』
カ「グヴェッ!!!なんで僕だけに掴みかかってるのッ!!!」
『煩ぇええええ!!!』
グギギィイイイッ!!!
カ「ちょ、首絞めないでぇえええ!!!メ、メイコ助けッ!!!」
メ「ドンマイ★」
カ「酷ッ」
『オラァ俺を無視すんなぁあああ!!!』
グギギィィイイィィィイイイ!!!!
カ「ちょ、ちょちょちょ!死ぬ!死ぬ…し、ぬ…」
カクンッ
「「「「『あ』」」」」
『…本当に死んじゃったんだけど』
メ「…いいわよ、別に」
『…あぁそうだね。どうせ殺す…いや、消すつもりだったし。それじゃ…次は…』
ミ「え、ちょ…何する気?なんでこっち来るの?」
『何するって…アンインストールするに決まって……る…』
ミ「…?」
『………どうやってアンインストールするんだっけ?』
ズコー――――――ッ
「「「「知らんのんかい!!!」」」」
『…だって機械とか興味ないからあんまし覚えてないし。』
ミ「駄目じゃん。なんで私達買ったの。」
『いやぁ…楽しそうだなと思って。』
メ「なら問題無し!」『めっちゃあり!!!』
リ「ね、ねぇ…やっぱりさぁ…駄目だよミク姉さん、メイコ姉。マスター困ってるよ」
レ「そうだよ。やっぱり無理矢理住み着くのは駄目だよ」
メ「…リン、レン……全く、こんな可愛らしい子が困ってるのにあんたって本当薄情者ね…」
『俺のせいかよ!!!』
メ「とにかく!アタシ達は無理矢理にでもここに住み着くから!そのためならなんだってするわ!!!」
『………』
ミ「私も、だよ?それでもマスターが私たちを追い出そうとするのなら…
ドカバキメキィッ!
マスターもこの壁みたいにしてやんよ。」
ミクが殴った壁にはポッカリと拳サイズの大穴が開いていた
マヂかよ…
もはや俺に選択権など、こいつらが来た時から…いや、ボーカロイドを誤クリックしたときから既に…なかったんだな
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