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離したくはない
決断の日



最初から、ずっと一緒に居られないことぐらい分かっていた。

ただ、少しでも。
1日でも長くお前の側に居たかった。


でも、それも今日で終わり。


『さようなら』


そう書いた紙を机の上に置き、部屋を出ると鍵を郵便受けへと入れた。




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