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Eternal…
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「ホストしてんの言ってねーの?」
「無理。俺まだ16歳(当時)だし、バレたらぜってー親父が乗り込んでくるわ」


うち自分で稼ぐ必要のない位、金持ちだし?
…と、さりげなく自慢をするから、うぜぇなと笑った。


だから、俺も自分のことを話した。
人に話すなんて初めてだったと思う。


親から愛されずに育った。
ホストをしているのも金が必要だから。

今日までのことを思い出すように話した。


「だったらウチ住めば良くね?相当親父とか弟がうぜぇけど、問題ないし」


家賃なども考慮してくれたのだろう。
嬉しかったが、それは遠慮した。


誰にも話す気はなかった自分のこと。
なのに、言った後少しすっきりした。

相手が嵐士だったからかもしれない。




それからどれだけ経っても、俺と嵐士は仲が良いのは変わらない。

おれにとって嵐士の存在はかなりデカい。
人気者の嵐士に嫉妬さえもする。


それでも、嵐士はよくこう言ってくれた。


「俺らは一生もんの親友だ」


恥ずかしげもなく、そう言う嵐士のその言葉に…俺は実はかなり喜んでいる。
弟の話をしてくれた後もこう言った。


「猛は1番の親友だから話せて良かったよ」


本当に本当に嬉しかった。
…だけど、俺はその言葉を口に出来ないでいる。


嘘で固めた言葉なら、まだ言える。
だが、本心の言葉を言うのには照れてしまう。


きっと、そんな天邪鬼な俺の性格を知っている嵐士からすれば、俺の気持ちなどお見通しだろう。

だから、いつか言える日が来るといい。


「俺も嵐士が1番大切な親友だ」と。


そう言える日が来たら、俺はもっと成長出来ているのだろう。





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あきゅろす。
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