新サクラ大戦(番外編) 3、翼 巴里に来て2週間、真宮寺家は、アパートの下にあるカフェで朝食を食べていた、席にすわり、 「すみません、朝食セットください」とあやのが言った。 「はい、ただいま」と店の中から声がした。 数分後、朝食セットとコーヒーとジュースがやってきた、「はい、お待ちどうさま、いつもありがとね」と店主がいった。 食べてる途中、大神は新聞、さくらは読書、あやのは報告書をしていた。 その時、「大神さんおはようございまーす」とエリカとムサシがやってきた。 さくらが「ここで朝食ですか?エリカさん」と聞いた。 エリカが「はい!さくらさん達は、何をしてるんですか?」 あやのが「食べながらいろいろです。」と答えた。 あやのが「それじゃあもうそろそろ、行くね、今日初舞台だから」と言い行ってしまった。 さくらと大神が「行ってらっしゃい」と言った。 ムサシが「あの・・あやのさん初舞台って?」 大神が「あいつ、シャノワールの舞台に出るんだよ」 エリカが「本当ですか!?」と驚いていた。 さくらが「ええ、舞台名は桜なんです。」と答えていた。 その頃シャノワールでは・・・桜色のドレスにあやのが着替えていた。 ちょうどさくらと大神がシャノワールに着いた時だった。 「わぁ〜綺麗な服」とあやのが言った。 メルが「そんなにはしゃがないで」と言った。 メルはアイリ・レゾンの母である。 その時、大神とさくらが楽屋に入ってきた、あやのはそれに気がつき、「お母さんこれどう?」と聞いた。 さくらは「きれいよ、似合ってる」、大神も「綺麗だよ、でも何をするんだい?」 と聞こうとした時・・・警報器がなった それぞれ、司令室に駆け込んだ、 「ノートルダム寺院上空で邪悪なものを確認しました。」 とオーペレターが言った。 司令のアイリが「空中よね、それじゃあ空中戦?」と言った。 あやの以外は空中戦にはなれていたが、あやのはなれていない、 あやのはそれでも「巴里華撃団、出撃よ」と言った。 花組全員「了解!」と言った。 ノートルダム寺院では、ピエロの恰好をした、子供がいた。 昔、巴里には、「パリシィ」という闇があった、それが今まさによみがえろうとしていた。 「そこまでよ!」そのピエロが「何者だ」と声をはなった。 「巴里華撃団、参上!」と姿を現した。ピエロは「もう遅いよ・・・あそこで待ってるよ」と挑発的に言って姿を消した。 巴里の街並みを見てみたら、大きい木があった、「な、何あれ?」とあやのが言った。 その時通信機で「あやのさん早く帰ってきて!」と指令のアイリが言った。 あやのは「とろあえず帰還!」といったその時、大きな木から太い幹があやのたちを襲った。 「やられる」とあやのは目をつぶった瞬間、翼が広がった。ムサシの翼だった。ムサシは「大丈夫ですか?あやのさん」と言った。あやのは「大丈夫、とりあえず帰還しましょう」と言い、全員帰還した。 帰還した時、母親達はモニターを見ていた。それに気がついたのか、さくら達はわが子をみて、「無事でよかった・・・。」と言った。 「あの木はなんだろうか?」とランが言った。コクリコが、「オークの木だよ、あそこに親玉がいるんだよ」と答えた。 アイリが「明日の出撃は、親も子も出撃してもらいます。」 アイリスが「明日の朝対策をねるから、今はゆっくり休んでね」と言った。 全員「了解」と言い自宅に帰って行った。 眠れないあやのは、そっと水飲み場に行った時だった さくらと大神が話していた。 「ねぇあなた、あたし、あやのには申し訳ないとおもってるんです。」 「どうしてなんだい?」 「だって同じ運命を歩んですから、でも今回もぜったいに帰ってきますよね?」 「さくら・・・大丈夫だよ」と言い、さくらを抱きしめた。 「あ、あなた・・あやのに見られたら・・」 「そうだな・・・少し散歩でもするかい?」 「ええ」 とさくらは答え二人は外へ行った。 それを見ていたあやのは「邪魔しちゃ悪いかな?」と言い、寝てしまった。 [*前へ][次へ#] |