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オオカミシリーズ


と、彼女の表情が一瞬ピシリと固まった――ような気がした。




しかし見間違いかとも思える隙に笑顔になると、またソレを自分の手に押し返してきた。





「悪いんだけど、君、届けてくれないかな?今日は私しか居なくて…」





ちょっと抜けるくらい大丈夫だろう。いつも暇そうなくせに…というツッコミをしつつも黙って成り行きに任せてみた。だって俺、マジメだし。



2年生だよね?と念押しされて、はいと素直に頷けば、より彼女の笑みが深くなる。






「ちょうどいいわ。この持ち主も2年生なの。目立つ子だからすぐ判ると思うわ」


「え、あの」


「お願いね」







押し切られました。。。





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あきゅろす。
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