[通常モード] [URL送信]

オオカミシリーズ


ジッ、と黒髪の男にみつめられて怯む。おぉ――黙ってれば野球部のエースに見えるのに、彼の指にはさまれているのはタバコだ。



高校生の所持品じゃ、ありません、母さん。




「なに嵯野。コイツ泣かしたいの?」


「そぉそ、可愛いんだ、ソレ」


「このペチャンコがッスか?」





なぁ君。ペチャンコって言葉を人の顔に使うの初めて聞いたよ。てか俺の顔どんだけヒドイんだよっ!?語彙の貧困さが露呈してるねっ!(キャンキャン)






「なら、やっぱボコるのが早くね?」


「あ゙ー、じゃ顔は止めて。ボディにしろ」



ぬぉいっ!?なにその昭和ドラマ的答えはっ!?





「大した顔じゃねぇよ?」





大きなお世話じゃ!!どうせペッチャンコですよー!!ごめんねごめんねごめんねーっ!!?(チキンハートの中心で逆ギレをする)





[*前へ][次へ#]

5/9ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!