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天体学習
10
にこり
「吹いてみな」
「え?」
「此所の、真ん中の所」
唇を尖らせて、ふぅ、と一吹き。
。゚*。
*。゚*゚
*。゚
゚
。
。
゚
「わ………」
くるくる、回る、鳥。 ゆらゆら、降り、注ぐ、星。
「凄いだろ――?石に細工がしてあるんだ。吹くと、スイッチが入る」
触れようと指を延ばしてみたが、スィと其を通り抜けてしまう。
「ホログラムだよ。暗いと、もっと綺麗に見えるんだけど」
にこり
眩い太陽の微笑みに、一瞬瞳を細めた――。
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