夢小説
憧れ
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「やっぱりREBORN!って面白いなぁ」
私は、最近増えてきたREBORN!の夢小説を携帯で読んでいた。
現代の女の子がREBORN!の世界にトリップしてREBORN!のキャラと恋におちる話。
「またそれ読んでるの?美香」
「あ、千紗っ」
私と同じREBORN!好きの千紗が、ひょいと私の携帯を覗きこんできた。
「ホント美香って夢小説好きだよね」
「だって憧れるじゃん。こういうの」
「まぁ、分かるけどさ。私も憧れるし」
千紗は、あははと笑いながら言った。
「あ、美香って今日部活休みだよね?一緒に帰らない?」
「うん!いいよ。あれ?でも千紗は部活あったよね?」
「うん、そうなんだけどね。昨日ころんじゃって腰を痛めちゃったんだよね。私ももう年だなぁ」
「あははっ私達まだ中二でしょ」
「まぁね。よし、帰ろっか」
「うん!」
私達はスクールバックを持ち、学校を後にした。
帰り道では、千紗と話ながら歩いた。
「じゃあ、また明日ね!」
「またね!」
別れ道で千紗と別れ、私は携帯を片手に歩いた。
「・・・REBORN!の世界に行けたら、きっと毎日楽しいんだろうなぁ」
ため息まじりに私は言った。
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