短篇集
曖昧な僕の輪郭(ベル)
これがあいつの肌｡
これが王子の涙顔｡
あいつは赤い飴玉が好きで､
オレは真っ赤な血が大好き｡
あいつの嫌いなモノは人を殺すときのオレで､
オレの嫌いなモノは､それを見ている名前の顔｡
あいつのこと､すっげぇ愛してたけど､
オレの心を縛り付ける生意気なヤツは好きじゃない｡
人形としてなら､たっぷり愛してあげられる
だからオレは名前を､
その笑顔を､
深い深い心の奥に閉じ込めた｡
恨まれんのは慣れっ子
恨みたいんなら好きなだけ恨みな
オレはお前を逃さねぇ
自分の好きなように生きるぜ｡
ホント曖昧すぎてイヤんなるな｡
さようなら｡
オレの愛しいお人形
-End.
アトガキ(きわどいorzえーっと､まぁ説明すればベル君はヒロインちゃん監禁しました｡←)
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