短篇集
運命のヒト(ディーノ)
『…………それじゃあ、さよなら。…………ディーノ……』
「……あぁ…」
……バタン………
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「………また……あの夢か…」
ここ最近あの夢ばかり見る。
もう10年も前のことなのに………
あの夢………
名前を最後に目にした日……
名前と別れたのも、多分すれ違いだったのだろう。
まだお互い未来があるから、いろんな人と関わりをもっていた方がいい……
そう言って、オレは名前をフッた。
「10年の間………オレなにしてたんだろうな…」
今までそれなりに恋をしたりしたが、ふと気が付いたその瞬間にいつも名前が浮かんでくる。
君以外の他の誰かをまだ、好きになれずにいる
今は、別々の道だが
オレは全てを受け止める。
あれから何度も君に触れたくて
眠れない夜に目をつぶってた
いまは答えを出せずにいる
名前を悲しませたくない………
伝えきれないほどのこの愛は、言葉に出せないまま消えてゆくのか……
「いまは………名前……。
どんな言葉で癒されてんのかな………」
また会いたい………
この思い感じてほしい
今オレの恐さや後悔も全てをうちあける―――………
君は今 何オモウノ…………
遠ざかる
あの声を、オレはずっと忘れない
君だけを愛しているよ
-End.
アトガキ(まじ意味不/(^O^)\)
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