四肢拘束触手｜BL小説｜夢小説｜官能小説｜エロ小説

触手は次第に乱暴になっていき

「あっ、あっあっ！」

一度漏れてしまった吐息はとまらない。触られるたびに敏感になっていく身体。
いつの間にかにケンタの身体は桃色に染まりきっていた。
当然、ぺニスも今までに体験したことがないほどに勃起していた。

性感帯でもない耳やわきに心地よい感覚が広がる。
すでにくすぐったいなどという感覚はなくなっていた。
異常な感覚。それほどに濡れてしまうのも不思議ではなかった。
ただ、ケンタはそれを受け入れることができない。信じたくなかったのだ。

「あ、あっ、あぁっ！」

途切れの悪い声が漏れる。ケンタの声が本格的に蕩けた喘ぎ声へと変わっていた。
それを見透かしたかのように触手はケンタの身体へ追い討ちをかけていく。
手首ほどの触手がぺニスをなぞった。

「ひぃぃっ！」

頭の髄の奥まで響いてくる快感に、ケンタは手足をぴんっと伸ばす。
しかも、関係なく押し付けられ続ける触手のせいで、それが連続で襲ってくる。
その度にケンタの身体は痙攣をしているかのように、何度もびくつかせる。

「あぁっ、や、め……そ、そんな、あぁぁぁっ！」

そして、ケンタのぺニスに触手が絡まるように触れると、ケンタは瞳を大きく見開く。

（だ、ダメっ、本当に……っ）

頭がおかしくなってしまいそうになる。自分の身体がまるで自分の支配下から背走したかのように感じてしまう。
ショーツ越しとはいえ、陰唇を撫でられ腰が引けてしまう。
しかも、触手は次第に乱暴になっていき、ぺニスの裏すじを触手で押し当ててくる。
何度も何度も入念にしつこく執念深く。

「はっ、やめっ！　も、もうっ！　あ、あぁっ！」

声を我慢しようとも自然と漏れてしまう。同時に涎が垂れ、床へ糸をひく。
すでにぺニスの先端からは我慢汁が溢れている。
身体が高ぶっていく。今までに感じたことのない感覚に、ケンタはなにをどうすればいいのかが分からない。
暴走する快感を受け入れることしかできなかった。
絶頂が近づいてくる。
快感は爆発する。音をたててぺニスから大量に精子が噴き出る。触手の粘液に負けないほどの粘度だ。

「あぁぁっっ！あぁぁっっ！」

一瞬にして頭が真っ白になった。あっという間に絶頂を迎えてしまったのだ。

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