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Novels(バッテリー)
願い(青波→巧)

「お兄ちゃん、今日も豪ちゃんと投げるん?」

「…当たり前だろ。」

朝、兄の部屋を出る音で目が覚めた。

ゆっくりと階段を降りてランニングに出かけようとした兄に声をかけると、驚いたように振り返った。

「まだ寝てろよ、寒いだろ?」

くしゃっと髪を撫でられ、やっぱり兄の手は気持ちいいなと思う。

「……うん。」

「…じゃあな」


いつからお兄ちゃんはあんな顔をするようになったんだろう?
豪ちゃんは好き、好きだけどお兄ちゃんはもっと好き。

だから負けない、譲らない。豪ちゃんにだってお兄ちゃんを譲らない。

今はまだ背の高さも、野球も追いつきはしないけど

いつかはお兄ちゃんを独り占めしてみせる。

お兄ちゃんが大好きだから。







Fin





―――
アトガキ
やっちゃいました、一発目に青巧です。好きなんです!マイナーだけど好きなんです!!お兄ちゃん大好きな青波がたまらんです!巧だって実は好きで、お互い違う好きだったらなおいいv




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あきゅろす。
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