×Atobe
骨の髄までしゃぶり尽くして4
「さぁ 続きを…」
容赦なく、有無を言わせない発言に手だけではなく、心までも震えていく跡部。
部員200人を従える跡部といえど、こんな仕打ちに対応できる経験値は積んでいない。
頭の中でどう回避術を練ってみても、いい案は一つも浮かばない。
それどころか榊にジッと見つめられ、脳内はまるで支配されているような感覚にさえ陥っていく。
レギュラーの為、みんなの為、自分自身の為。
回らない頭の中で浮かぶことは、そのことのみ、
命令に屈服するんじゃない。全ては全国制覇の為…
心の中で何度も言い聞かせながら、跡部は下着すらも脱ぎきって見せた。
「ふっ、随分とカワイイおちんちんじゃないか」
「かっ んとくっ」
この状況に半勃ちしてしまった跡部のモノ。
分かっているからこそ、指摘されたくない言葉だった。
それなのに、監督にダイレクトに指摘されて興奮している自分がいるのも事実−
俺は、誰かに支配されたかったのか…?
「別に、恥ずかしがらなくていい。
いまから、もっと恥ずかしい思いをするんだからな」
監督の言葉に目を見開く跡部。
犯されるのだろうか。
脱いで終わりじゃないことくらい、跡部だってわかっていた。
「そのまま、床に座って足を大きく開きなさい」
冗談じゃない!そんなことをしたらすべて見えてしまう。
「監督っ、それだけは…」
「同じことを何度も言わせるな。跡部に拒否権はない」
ジッと監督に見つめられて、まるで催眠にかかったみたいに、
跡部はゆっくりと座っていく。
−ひやり
地べたに座れば当然、床の冷たい感触が尻へと伝う。
もう一度、監督を見れば顎でしゃくられる。
−ごくり。
生唾を飲み干し、震える足に力を込めて、左右へと割り開いていく。
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