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×Atobe
骨の髄までしゃぶり尽くして3


「それでは、まずココで服を全て脱いでくれ」

「はっ?」

「聞こえなかったか?ココで全裸になるように指示したのだが?」

「あの、意味が分かりかねます」


無言で跡部を見つめてくる榊。

居心地が悪くなり、跡部は尊敬する先生とわかっていながらも、退室しようと足を一歩動かす。


「レギュラー」


その言葉に跡部の脚がピクリと止まる。


「現レギュラー、全員を外すというのは思いのほか簡単なことだと思わないか?」


その言葉にすべてを悟った跡部。
脅しではない。
監督なら直ちにソレを実行するだろう。


「あぁ、跡部に拒否権はない」


跡部は震える手でウェアへと手を伸ばす。

ゆっくりとシャツを脱ぎ床へと落としていく。
榊が目だけで「続きを」と促してくる。

そのまま今度はズボンをおろし、心もとない格好となった跡部。


「跡部はブリーフ派だったのか…」

「くっ…」

「どうした?
私の前で軽いストリップショーを展開して、感じてしまったのか?」


ありえない展開に緊張と興奮を感じ始めていた跡部は、自分の股間に監督の視線が集中しているのに気付く。


「ぁっ」

「どうやら、跡部は見られて感じるタイプの人間だったようだな。
股間がゆるく立ち上がっているぞ」

「言わないで ください」


尻すぼみに小さくなっていく語尾。
指摘されていることが事実なだけに否定できない。



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