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渡り鳥の詩
靴跡の花

高い星の輝きが欲しくて
君は一人歩き出す
砂にまみれ揺れる花の色も
遠い眼には映らない

涙ひとつ覚えた朝は
足を止めて 気づいて

道に続く幾つもの足跡
皆んな同じ夢を見た

失くしたもの数えるならば
瞼閉じて 忘れて

強い風が過ぎた その傷跡も
いつか埋めるでしょう あの白い花

人の夢は小さな花の
命よりもはかなく

君の歩いた道 その靴跡に
いつか咲くのでしょう あの花が
君の歩いた道 その靴跡に
いつも揺れるでしょう あの白い花



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