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句読点
 ひとつの文章を読みやすくするために句読点というものがあります。「、」や「。」のことです。

 これらは文章に遅いテンポをあたえたり、区切ったり、終えたりさせることができます。時間としては「、」が一秒「。」が三秒くらいの間となります。

例)
 ポチの背中にチャックがあった僕は疑問に思いつつそれを一気におろした
直すと……)
 ポチの背中にチャックがあった。僕は疑問に思いつつ、それを一気におろした。

 読みやすくなった気がしませんか?
 句読点は読みやすくする以外にも、物質のイメージをまとめることもできます。

例)
 ポチの正体は鈴木さんだったのだ僕は戦慄を覚えながら煙草をふかすポチいや鈴木さんを凝視した

直すと……)
 ポチの正体は、鈴木さんだったのだ。僕は戦慄を覚えながら、煙草をふかすポチ、いや、鈴木さんを凝視した。

 ポチと正体、戦慄を覚えた僕、煙草をふかすポチ、ポチは鈴木さんだった、鈴木さんを凝視する僕。
 このように物質の状態や観念をまとめることで、意味もしっかり伝わります。逆に句読点の位置を間違えると、意味が別の方向にいってしまいます。

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あきゅろす。
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