平仮名、漢字、片仮名、異国の言葉
平仮名には「温かい」「柔らかい」「やさしい」「幼い」「遅い」といった雰囲気があります。
そのために、児童文学ではふり仮名をふるのではなく、平仮名を多く用います。
漢字には「古い」「硬い」「冷たい」などの雰囲気があります。
しかしながら漢字は単体で意味を持ち、それぞれの形も異なるものなので、同じ意味でも雰囲気は変わりますし、組み合わせによっては真逆の雰囲気となります。
例えば「静」と「靜」では「靜」の方が硬い。「汚」と「穢」の方が重い。「雨」よりも「豪雨」の方が早いといったように、変化します。
片仮名は「早い」「硬い」「冷たい」雰囲気を持ちます。
また、「異質」という雰囲気も持ちます。
英語は「早い」「硬い」「冷たい」雰囲気を片仮名より強く持ちます。
ただ、英語が母国語です、なんて人の場合は変わってしまうかも。
異国の言葉にはそれぞれ、言葉自体の雰囲気だけではなく、その国の雰囲気も持ちます。言葉ってそもそも文化ですから。
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