一人称の視点とは 一人称は「主人公の視点」を持つ文章です。つまり、主人公の眼球や意識から得られる情報しかないのです。 このことを意識していないと、ついついミスをしてしまいます。 主人公がエスパーになっちゃったり。 例) 鈴木さんは態度を変えず、しかし動揺した。 →主人公の観察眼には限界があります。 主人公が千里眼になっちゃったり。 例) 僕の背後を一人の男性が笑いながら歩いてきた。 →主人公の視界には限界があります。 主人公が幽体離脱しちゃったり。 例) 僕が気絶していると、鈴木さんがひょこひょこやってきた。 →主人公の意識には限界が(略 読者がアレレ? と思わない一人称を書きましょう。 [*前へ][次へ#] |