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誰もいない
『誰もいない』
そう呟いた時、既に君は隣にいて。なんと自分は馬鹿なのだろうと今更気付くのだ。
伸ばした手が空を切り、いつもの部屋が広く感じる時。何故だと頭の中で繰り返す。
そんな事が無意味な事くらい承知だけど、それでも無意味にまた繰り返す。
答は出ている筈、
求め過ぎた自分への罰なんだ
と。
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