Novel
気になるあいつ。ウルside
↑のウルサイド。
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ほら、また目があった。
水浅黄のお前は目付きをさらに悪くする。
だから俺も対抗して、ギ、と睨んでやった。
。。。ふん
お互い顔をふいと背ける。
俺は目前で行われている会議の内容に集中することにした。
なんなんだ。
いつもいつもそんな目で俺を見て。
そんなに気に食わないなら、直接言えばいいものを。
気分が悪くなる。
。。。グリムジョーの馬鹿。。。
あ。
「!」
また、目があった。
なんだというんだ。
いや。
俺がグリムジョーを見なければ、目は合わずにすむはずなんだ、きっと。
でもなぜか気になる・・・いや、
自然に目がいってしまうんだ。
そう、それはきっとただの偶然。
俺がグリムジョーを見てしまうのは、気に食わないから。
グリムジョーだって、きっとそうだ。
なんなんだよ。
お前こそなんなんだ。
俺はお前なんか見てないっつーの!はっ、ばーか
俺だってお前なんか見てない。
「・・・グリムジョー、ウルキオラ」
「「・・・!は はい」」
「・・・外で頭を冷やしなさい」
。。。。。。(汗
「くぉら、ウルキオラ!てめーのせいで俺まで追い出されただろうが!」
「どっちのセリフだ?まったく、何故お前なんかと
廊下にたたされなきゃいけないんだ・・・
ただでさえ近寄りたくないというのに・・・」
「んだとてめぇ!?ヤンのか!?」
俺とお前の距離は、
何故か縮まっていくばかり。
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