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Novel
空色
ソーダ水をグリに例えた話。やっぱりグリが大好きなウル。

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しゅわっと弾けて


白い泡がガラス瓶の中で遊んでる



それを一気に喉に流し込むと
あまい味


と一緒に喉にちりちりしたかんじ





真っ青だ


瓶のなかは騒がしい海のよう
白い雲の浮かぶ青空のよう




なんだか落ち着くのに、ちりちりとした刺激があって。


俺のカラダの奥までぶくぶくさせるんだ。




これがだいすき。




もういっかいそれを体験したくてもう一口。


ごくん。


ごくん。




そうするうちに
瓶のなかは透明に変わっていく




瓶のなかの ソーダ水は
もうなくなってしまったから。



目の前の空色にかぶりついてやった。



「いってぇえ!!な、なんで髪食ってんだよ!?」



むしゃむしゃ。





ふむ・・・。






グリムジョーの髪の色


なんだかソーダ水に似ていたから


甘い味がするかと思ったんだ。




俺が思っていたような
甘い味はしなかったけれど。



胸のあたりが ちりちりして


俺のカラダをぶくぶくさせる。




これが、大好き。


そんなお前が、ほんとうに大好き。





ソーダ水もだいすきだけど、


グリムジョーはもっとすき。



甘いソーダ水には悪いけど、
俺の心をぶくぶくさせる、



グリムジョーが、
いちばんすき。


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グリをソーダに例えてみました(^^)
グリはいつもウルの心をぶくぶくさせているのです


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