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Novel
ぐりうるこばなし。A


溜まったボツネタやお話の倉庫




誕生日


グリ「ウルキオラ…今日なんの日か知ってるか?」

ウル「知らん。なんだ?」

グリ「は?12/1だぞ?」

ウル「知らんと言っている」

グリ「今日はお前が破面化してちょうど一年経つ日だよ。
誕生日ってやつだ。」

ウル「誕生…日」

グリ「知らねぇのか…でもま、おめでと、ウルキオラ」

ウル「…?なんで俺がお前におめでとうと言われる?」

グリ「誕生日は祝うもんなんだよ」

ウル「そうか…別におめでたいこともないがな。
お前の誕生日とやらはいつだ?」

グリ「もう終わってるよ」


ウル「…………」

グリ「…ぁ?ウルキオラ?どうしたんだよ?」

ウル「……俺もお前に…おめでとうと言いたかった…」

グリ「…(キュン)」


ガバッ


ウル「グ…グリムジョー?」

グリ「別に…そんなもん来年でいい…
来年も…その次の年もずっと一緒にいような」

ウル「…グリムジョー…」


ちゅー


市「なんやあのバカップル」



ぷれぜんと


グリ「なんていうか…大したもんじゃねぇけど」

ロイ「はいウルキオラ、誕生日プレゼント!」

イル「安物だが、受け取ってくれ」

市「おめでとさん、ウルキオラくん。これあげるわぁ」

藍「おめでとう、これからも期待しているよ。」



ウル「…あの、藍染様。この箱の数々は…」

藍「良かったじゃないか。
ウルキオラは皆の人気者だね」

ウル「…?」

藍「あぁ、もしかして。
君は誕生日にプレゼントをもらうという事を知っているかい?」

ウル「いえ、存じません」

藍「そうか。安心するといい、
そのたくさんの箱の中はきっと君が喜ぶものばかりだろうから」

ウル「俺が、喜ぶ物ですか」

藍「ああ。」

ウル「有難うございます、藍染様、市丸様。
俺の為にこのような物をご用意下さり…」

市「いややわぁ、そんなかしこまらんと」

グリ「…俺等に礼はないんかい」


ウル「ところで、藍染様の箱の中には何が入っているのですか?」


藍「あぁ、私かい?私は…
『惣右介ブロマイドカード2010』の限定品を入れたよ」


グリイルロイ「「「…………」」」


ウル「この俺には勿体無き物、有り難く受け取らせて戴きます。
部屋に飾っても・・・差し支え御座いませんか?」

グリイルロイ「「「…………はい?」」」



日本食


ウル「このパスタはえらく太いな。
スープの中に入っているというのも珍しい」

グリ「ウルキオラ、それはうどんだ」

ウル「む…なんだこのやたらネバネバ…
さりさりしたものは…」

グリ「出すんじゃねぇぞ。ちゃんと飲み込めよ。
さすがにお前の出したヤマイモは食いきれねぇ」

ノイ「なにそれ…
まぁそこでウルキオラの出したヤマイモ食ってもビビるけどな」


イル「いや、俺は食える」

ノイ「何ィィ!?大問題だぞソレ!?」

イル「別にウルキオラの出したヤマイモくらい可愛いもんだ。
別に何ともないな」

ノイ「バカヤロー!そういうこと言うとグリムジョーが…」


グリ「……ウルキオラ、やっぱヤマイモ出せ」

ノイ「こういう無茶な事言い出すでしょうがぁあ!!」


ウル「もう飲み込んでしまった。
お前があんな事言うから」

グリ「じゃあもう一回食って出せ!!」

ノイ「何がしたいんだアンタは」



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あきゅろす。
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