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ふぁーすと☆くりすます

25日、クリスマス。
レンと2人きり…。
そして今、長年計画していた事を実行中。

「やだっ、やだってばカイト兄!はなせよ…っ」
「えー…やだよ」
「み、みないでぇ……うぅ」

実は今、レンはサンタコスを身に纏っているのだ………ミニスカートの。
勿論、僕の趣味だけど…別に自分の恋人なんだから構わないと思う。
付き合って初めて迎えたクリスマス。
やっと僕だけのレンになったんだから…。

「ちょ、…こらっ!カイト兄!触るなってば!」
「んー?だってレン、かわいいんだもん」
「…うー…っ」

レンを後ろから抱き締めていると、耳まで真っ赤にされて…。あまりにも可愛いから太股触っちゃおうかなぁ…なんて考えてたら、レンがこっちを見ているのに気づいた。

「レン?」
「カイト兄ばっかずるい…」
「へっ!?」
「カイト兄だってかわいいじゃん!…だから俺も……っ」

そう言って飛び掛かってきたミニスカサンタレン。僕はそのまま後ろへ倒れて、レンに押し倒される形に。
実は僕達、こういうのはまだで。
キスしかしたことなくて。
あ、あれ…?ってことは何、僕が受けなの?でもまぁレンになら初めてあげてもいっか……。あぁっ、でもレンを鳴かせてみたいなぁ…。
って妄想しながら次の動きを待っていたら、レンってばモジモジして顔を赤くしているだけだった。

「……カイト、兄…っ…あのっ」

何か言いたげなレンを見つめていると、なんだか僕までもが恥ずかしくなってしまって………遂に耐えられなくなった。

「い、いの…レン…?」

レンは小さく頷き、ほんの少し緊張が綻んだ気がした。




「あっ、ふ……はぁっ、んぁ…」
「くぅっ…んん…ふぁぁっ」

ぴちゃぴちゃと厭らしい水音と、喘ぎ声。
ベッドに寝ているレンの上に僕が乗り、お互いに一物を舐め合っていた。

「あっ、はぅっ…カイト、にぃ……さきっぽらめぇ…っ」
「あうっ!…こ、こらっ…くわえながら、しゃべっちゃ……っ」

不覚にも責めの立場なのに感じてしまった僕は、仕返しとばかりにレンの感じる先端を舌で攻撃。すると、堪らないのか腰を浮かせながら喘ぎ出すレン。

「あああっ、だめぇぇ…へんになっちゃっ、おれ…おかひくなっ、るぅ……っ!」

足をバタバタさせて快楽から逃れようとするレンを押さえ付けしゃぶると、太股が痙攣し……脱力した。

「はぁっ、はぁ…ぁぁ…」

レンは心地良さそうに横たわり呼吸を整えていた。けれど、僕のはまだ元気な状態で…我慢なんて出来るわけなくて、レンの足を上げて入口に自身をあてがった。

「ごめん、レン…っ」
「…ふぇ?なに…やだっ、や……やぁぁっ」

一気に奥まで挿入すると、ぎゅううっと凄い締め付けに襲われ鳥肌がたった。
呼吸をするのを忘れるくらいの快感に戸惑ってしまう。

「や……レンっ、ちから…ぬいて、ぇ…」
「あああ…っ、わか、んな……カイト兄の、はいってる、よぉ…っ」
「はぅっ、だめだって………っ、ああもうっ」

レンが慣れるまでなんて耐えられず、腰を動かす。そうすれば、締め付けに開放されたり締まったりと快感が募り、気持ちよくて止められなくなった。

「あっ、んぁぁ…カイトにぃっ、おくだめ…おくはっ、だめぇぇっ」
「レン…っ、レン…そっ、な…しめつけないでっ…く、ぅぅ…っ」

荒い呼吸を繰り返し只腰を動かす。2人繋がってどちらともない喘ぎと吐息の中、がくがくとレンが震えだし、声が甲高くなる。
それを合図に責め立てれば、泣き声混じりでレンが限界を訴えてきた。

「カイ、…っやあああ!だめっ、だめっ…俺っ、またイっちゃう……かいと、にぃと…一緒が……ああっ」
「…ふっ、くぅぅ…はぁ、レンっ…僕もイくから…っ」
「あああっ、あああ……っ」

ぶるぶると体が強張り、レンに全てを搾り取られた様なそんな快感と幸福感が押し寄せた。

「はぁ、ぁ……ぁぁ…」

そんな感覚に浸りながらレンを抱き締めると、びくっと震え、直ぐに僕を見つめてくれた。

「…カイト兄…俺……なんか、しあわせ…だよ…」

そう言って微笑むレン。
同じことを考えていたなんて…それだけで愛しくて堪らない。

「僕も、だよ…」

強く抱き寄せ、僕達は暫くこのまま動けなかった。



今は、これが精一杯。
だけど…いつかきっと……。

END

移転閉鎖された『nuit』の凛羅様より頂いた相互感謝リクエストでカイレンカイ小説です!相互して頂いたお礼に小説を頂けるなんて涙が出そうでした…っ

レン総受けサイト様だったので「カイレンでお願いします!」とリクエストしたのですが、こちらの心情をお察し頂いたのか遠慮は要らぬと言われたので、自重せずにカイレンカイを頼んでしまいました。(お前)
カイト受けが苦手とは思えないカイトさんのリバっぷりが本当に素敵ですっ!レン君は相変わらずの可愛らしさ!何よりクリスマスに初夜っていうのがロマンチックですね。まさに私が読みたかったカイレンカイ小説そのもの過ぎて、改めて凛羅様の神っぷりを見ました。本当にありがとうございました!
凛羅様、これからも大好きですっ!



20121227


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