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しまうまひつじ

いつしかひつじは

痛いのか痛くないのか

わからなくなって

しまいました

もう 元気になったような

気がしました

そして矢を抜くことを

あきらめたひつじは

シマウマに

会いに行きました

もう矢なんて

どうでもよくなって

ひつじは

前みたいに遊ぼうと

思いました

久しぶりに

シマウマに会うと

あいかわらず

背中には

3本の矢がささっていて

少し安心しました

自分だけじゃない

と思うと

少しだけ

気が楽になりました



あきゅろす。
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