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シマウマヒツジ

ある日

ひつじが言いました


『背中が痛いよ』


とても悲しい顔を

していました

シマウマは言いました


『背中の矢を
 抜いたら良いんだよ』


簡単な事だと思いました

すると

ひつじは泣きだして

しまいました


『抜こうとすると
 もっと痛いから』


だからひつじは

矢を抜くことが

できないでいたのでした

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