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シマウマヒツジ

それはとても前の事でした



シマウマには

大好きな

雲があったのです

その雲はどんな時でも

シマウマの近くで

ゆらゆらとしていました

それが

ある日

とても強い風が吹いて

雲を連れて行こうと

したのです

あわてたシマウマは

雲をつかまえるために

空に向かって

矢を放ちました

あの雲を

つかまえたかったのです

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