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私立聖柳学園
3

「さあて・・・・・どうするかな」

とりあえずこの馬鹿でかい門をどうやって越えるか考える
てか、こういうのって門番とかがいて、開けてくれるもんじゃないのかな
なんて思いながらとりあえず門のくぼみのある場所に足をかけ一気に登る

一応城宮家の跡取りなわけだし?
運動神経が悪いはずないっしょ

「っと」

とりあえず門の頂上までたどり着く

「うっは・・・こうして見るとやっぱたっけー・・・・・・てか怖っ!!」

下を見てはいけない・・・そう自分に言い聞かせながら門の内側にゆっくり降りていく

落ちたら痛い落ちたら骨折するかも落ちたら汚れるし落ちたら痛いし落ちたら死ぬかも落ちたら痛い痛い痛い痛・・

「っちょ!!!なにしとんねん自分!!!??」

急になにやら焦ったような怒声が響き
颯は見るからに驚き肩を揺らした

「っ・・・・」

急に驚き力が入らなかったことにより颯はその場所から一気に落下した

くるであろう衝撃に耐えようと目を固く瞑り衝撃を待つ




・・・・・・・・・・ん?





「あっ・・・ぶ、な・・」

くるはずの衝撃がこなかったので不思議に思い目を開けてみると
黒髪のとて綺麗な顔立ちのイケメンさんが目の前にいた


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