私立聖柳学園
4
悠斗のことをすっかり忘れて放置してしまっていた
俺のバカッ!!!!
ここは担任のイケメン(ホストじゃないけど)と王道くんの出会いを彩るべきだった…………っ!!
「ん?お前が転入生か?」
今からでも遅くないかなぁ
「あ、はい。そうです」
う〜………でも、なぁ
「俺、お前のクラスの担任だから。宜しくな」
よし、決めた!
「!!、はい!宜しくお願いします」
………………ってゆーか
「さっきはいきなり乱闘見せてごめんな」
さっきから………
「大丈夫ですよ。少し驚きましたけど………あ、でもなんで乱闘が始まったんですか?」
「俺抜きで話進めないでよ!!!!」
もう俺半泣きだよ!!
「……………っ」
「ばっ!!おま、そんな顔するんじゃねー!!!」
二人を睨むと何故か全力で涙を袖で拭われた
ぅう…………俺は寂しくなると死んじゃうんだぞ〜……ぼっちはんたーい
悠斗が顔をまた赤くしてる理由とか………うん。さすがに風邪ではないだろう。考えることをやめました
その後二人にきちんと謝ってもらったので機嫌は戻りましたとさ
「乱闘おっ始めた理由?あ〜………成嶋先生ってさ、こう見えて武道全般マスターしてるわけ。だから……修行?的な感じかな」
本当は特に理由なんて無いんだけど
そんな俺の心の声が聞こえたのか成嶋先生は苦笑を浮かべていた
「へえ……?」
よくわからない様だったがとりあえず納得してくれたようだ
その後一通り話しが終わったので、三人で教室に向かった。
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