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9※


こちら側に来た呂布は、特に何をするでもなく、ただじっと真奈を見ていた。
脱ぎかけで、妙にそそられる真奈の姿にいつの間にか呂布は欲情していた。
そうとは気付かず、真奈が恐る恐る呂布に近づいて行くと急に
呂布「(ボソッ)もう…押さえられん」
と小さな声で言いながら真奈を抱き寄せた。
「Σえっ!?な…んんっ!」
呂布の行動に驚きの声をあげようとした真奈だが、顎を持ち上げられ突然キスをされたため、遮られた。
顔を背けようとするが、後頭部を手でがっしりと掴まれ、逃げる事が出来ない。
「んっ…」
息が苦しくなり、呂布の胸を叩くが呂布は離れようとしない。
酸素を求めようと口を開けると、真奈の口内に呂布の舌が侵入してきた。
「んっ……ふぁ」
逃げる真奈の舌を追い、絡める。
くちゅっ、くちゅっと音をたてながら真奈の口内を犯していく。

初めて味わう快感と酸欠に、真奈の意識は朦朧として全身の力が抜けていく。
「っふ…んぁ…」
そんな真奈の様子を楽しむかのように、呂布はさらに激しく真奈の口内を掻き回す。
あまりの苦しさに真奈が呂布の方へ倒れかかると、呂布はようやく名残惜しそうではあるが唇を離した。
「はぁ…はぁっ…」
呼吸を整えようとしていると、外に人の来る気配がする。
「すまねぇな。服を持って来ただ」
どうやら村人らしい。
呂布「その辺りに置いておけ。何か必要になればそっちへいく。娘が眠りそうだからここには近寄るな」
「わかった。今日は本当にすまなんだな。じゃあ、ゆっくり休んでくんろ」
村人はあっさりと小屋から出て行った。


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あきゅろす。
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