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12


一番遠いコートに到着。
「よし、じゃあやろっか?」
手「あぁ。お手柔らかに頼むぞ」
「うん。手塚のサーブからな」
手「フッ」
パコーン
「さすがやなぁっと」
パコーン
柳「さすがだな」
真「あぁ。手塚のボールの威力が全て削がれている」





真奈が手塚と打ち合っている頃、他のメンバーはというと―――?
切「あれ?真田副部長と柳先輩、どこ行ったんスか?」
丸「ん?何か部長同士の話し合いが、とか言ってたけど…柳もいないのかよぃ?」
柳生「まぁ、自由時間なのですから、どこかでデータの整理でもしているのでしょう」
仁「さて、オレはちょっと外に散歩でもしに行くかの」
ジ「香川を探しに行くのか?」←なんとなく聞いてみた
仁「………プリッ」
(((((図星!?)))))





ずっと頭に焼き付いて離れんかった。
真奈の自分の気持ちを隠すような顔が……。

仁「Σ何じゃ!?あれは…」
その辺を歩いとったオレの目に、信じられん光景が映った。
真奈と手塚がテニスコートで打ち合っとる。
しかも、真奈の方が優勢じゃった。
不「…手塚、押されてるね」
…いつの間にか、不二と越前、他にも氷帝の何人かが二人を見とった。
忍「香川ちゃん、凄いわ…」



二人が打ち合っとるテニスコートの近くに真田と柳、それに跡部が居った。
という事は、あいつらは真奈がテニスが出来ると知っとったわけか……


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あきゅろす。
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