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仁「まぁ、今回はこのくらいにしておこうかのぅ」
※仁王が本当は真奈の胸を触りたかったのは秘密だ。
そう言って離れようとした時
仁「(ヒソッ)もう、大丈夫そうじゃの」
と、こっそり真奈に向かって言った。
真奈は本当に小さい声で“ありがとう”と言った。
初めてだったから。
自分の考えを読まれたのは。

そんな事を考えていると、ノート片手に柳が近づいて来た。
柳「で、どこに出掛けたんだ?」
「え?何か仁王んとこの引っ越し先」
柳生「仁王君、引っ越しをするのですか?」
仁「まぁ、オレの親が転勤するんよ。それでちょうど時間があったきに真奈にそこまで連れてってもろぅたんじゃ」
柳「なるほど…」←凄いスピードでノートに書いている
ジ「そういえば…いつのまに仁王の事呼び捨てにしてんだ?」
「何かその案内頼まれた時に呼び捨てでって言われて」
柳「ほう…。ずいぶん親しくなったようだな」
「そうかなぁ?あ、そういえば蓮れん。あの事ちゃんと口止めしとん?」
柳「あぁ。きちんと言ってある」
「まぁ、これでバレたら弦ちゃんの責任やしな」




どう真田を説教するか真奈が考えていると…
切「あの…真奈先輩?」
「ん、何?」
切「あそこで跡部さんが…ιι」
見ると、跡部が真奈達の方を睨んでいた。
「なぁ、蓮れん」
柳「どうした?」
「何で景ちゃんあんな所でこっち睨んできよんやろ?今、現在進行形でうちが仕事しよらんけんやろか?」
柳「(仁王が抱き付いていた所を見たのか…)いや、それが理由では無いだろう」
「じゃあ何で睨んできよんやろ?何か凹むわ」
柳「いや、お前が気にする事は無い。ちょうど跡部がこちらに向かっているから聞いてみるといい」


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