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「いや、別にえぇよ。まだ小さい時に景ちゃんとこのおじいさんに拾われたんよ。中学上がる時に一人暮らし始めたけど」
桜「え!そうなんですか?」
「うん。やけん、景ちゃんとは家族みたいなん」
桜「す、すいません!そんな話聞いちゃって…」
「あー、気にせんでえぇって。もう休憩時間なるよ」
桜「は、はーい!!」





「ここにドリンク置くけん、勝手に取ってな」
めんどくさいオーラ全開の真奈。
忍「あっさりっちゅうか…めっちゃめんどくさそうやな」
向「つーか明らかにめんどくさそうだろ」
「まぁ、うちはがっくんみたいにピョンピョン跳ぶだけちゃうしな。いろいろ頭使って疲れよんやって」
向「Σクソクソッ!オレが跳ぶしか脳がねぇみてぇじゃねぇか!」
「そうやなかった?あ、飲み終わったやつはそこにちゃんとまとめて置いといてな。他のとこ行かんといかんけん。じゃあ」
向「…言いたい事言って行きやがった」





「はい、セルフサービスやけん勝手に取ってな」
立海コートへとやって来た真奈。
ここでもめんどくさそうだった。
切「…何かめんどくさそうっスね」
「あぁ、今考え事しよるけんな。あんまり邪魔された無いんよ」
柳「フム。小説の内容か?」
「まぁ、似たような事」
仁「……………」
無表情でめんどくさそうにする真奈をじっと見ていた仁王。
丸「ん?どうしたんだよぃ、仁王?」
丸井の問いに答えず真奈に近寄り…
ギュッと後ろから抱き締める。
「Σうぇっ!?ちょ、何!?」
仁「(ヒソッ)大丈夫じゃ。お前さんはここに居ってえぇんじゃよ?」
「―――――え?」


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あきゅろす。
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