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跡「おい、真奈」
「ん、どしたん?」
跡「お前、最初からマネの話断る気なかっただろ?」
「あ、わかった?」
跡「当たり前だ。お前の事だからめんどうだと思いつつ、自分の仕事を手伝わすためにわざと一回断ったんだろ?監督はすぐに諦めるタイプじゃないからな」
「まぁ、そうやな。それに新しく始める漫画描くのにちょっとネタがいる思ってな」
跡「…大丈夫なのか?」
「大丈夫やって。信じる信じんは個人の自由。景ちゃんみたいに信じてくれる人がおるけん…」
跡「そうか…」
「あー、また弦ちゃんとか手塚に会いに行かんと。出演させる予定やけんな」
跡「…なるべく早い方がいいのか?」
「そうやな。サクサク話進めたいし」
跡「…不本意だがオレ様に任せておけ」
眉間にシワをよせながら跡部は去って行った。






で、翌日―
(次はどう話を進めるか…)←思案中
ガチャッ
靴箱を開けるとお約束。
「…ハァ。もう来たんか」


香川 真奈様
話したい事があるので放課後体育館裏に来て下さい。


「うわぁ。ベタやなぁ…」
忍「ほー、呼び出しか」
「うん、まぁな」
忍「どないすん?それ」
「行くよ。面倒やけど」
忍「大丈夫なん?」
「大丈夫とちゃうに決まっとるやん。心配するぐらいやったらそっちで何とかしてくれんと」
忍「ハハハ、せやな」
「まぁ、こういうんは忍足とかのせいやないけんしゃあないけどな。何とかなると思うわ」
忍「何とかって…ιι」
「とりあえず今日遅れるけん」



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