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「(あー、それか)あるよ」
忍「いつか聞いてえぇ?」
「(特に困らんし…えっか)去年のJr.選抜の時や」
忍「跡部に頼まれた言うてたけど?」
「本当はそういうのする人おったらしいけど、事故で入院してな。それで代わりの人がいるってなったんやけど…。ちょうどその時仕事に余裕があってのんびりしとったうちに目を付けたっちゅう訳や。テニスのルールとかも一応は知っとるしな」
忍「そうか(ふーん。てっきり跡部の事やから他の奴に見せたがらんと思ったんやけど…)」
「(ボソッ)それに…ちょっとでもいろんな事させたろ思てくれたんやろうな」
忍「ん?何か言うた?」
「別に?空耳ちゃうん?」
忍「そうか?(Jr.選抜…)」
「それより早よ行こ。時間なくなるで?」







―屋上
跡「…遅かったじゃねぇか、アーン?」←少し不機嫌
「ごめんごめん。さ、食べよ?」
真奈ちゃんが普通に隣りに座ってくれたので、景ちゃんは喜びました。
鳳「香川先輩って左利きなんですか?」
「うぅん、ちゃうよ。お箸は両利きで基本は右。ハサミと包丁は左やな」
鳳「へぇー、両方使えるんですね」
「まぁ、元が左利きやったけんな。もの書いたりする時以外は左の方がやりやすいよ」
向「ふーん。そういうもんなのか…」
跡「…真奈」
「ん?何?」
跡「どうやらその弁当の中には“ニンジン”が入ってねぇみたいだが?」
「Σギクッ!」
(((((((おもいっきり口で言ってる!!)))))))
跡「好き嫌いするんじゃねぇっていつも言ってるだろうが」←母親と化す跡部



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