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宍「…マネやって大丈夫なのか?」
「ん?何が?」
宍「いや、それだけ忙しかったら大変なんじゃねぇの?マネ業との両立」
「別に。もともと小説は学校で書っきょるし、働き手増えたしな」
向「働き手?誰だよ」
「今、うちの目の前におるやん」
日「…オレ達に手伝えという事ですか?」
「うん。まぁ大丈夫やって。簡単なやつしか任せんけん」
芥「え〜、どんな事するの〜?」
「小説読んだ感想書いてもろたり挿し絵の方の下書きの後消してもろたり…。難しいのはうちや樺地がするけん」
宍「つーか、樺地知ってたのかよ」
樺「香川さんがデビューした時から…手伝ってます…」
「景ちゃんもうちんとこ来た時手伝ってくれるしな。昨日やって色々してくれたし」
日「昨日の“急いでしなきゃいけない事”は小説の仕事だったんですね?」
「うん。小説2本の挿し絵の〆切が近かったん。早めに終わらせたかったけん、昨日のうちに仕上げたんよ」
鳳「先輩があの謎の作家“立花刹那”だったんですね」
「あ、もしかして読んでくれた事あるん?」
鳳「えぇ。まだ少しですけど、何冊か持ってますよ」
日「オレも読んでますよ。設定も面白いですし」
「結構うれしいなぁ。そうやって言うてもらうと」
跡(イライライライラ…)←真奈が自分と話してくれなくて不機嫌
忍(おもろい光景やなぁ)
そんな中…
榊「香川、サインをくれないか?」
榊復活。
「嫌です(キッパリ)」
榊「Σ何故!?」
「面倒ですから。あぁそれと…。うちが小説家やっていうの、誰にも言わんといてくださいね。もし言うたらどうなるか……わかっとるやろ?」
「「「「「「「分かりました!!ιι」」」」」」」
その時の真奈の顔は驚くほど無表情でした。



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あきゅろす。
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