[携帯モード] [URL送信]
6


仁「これはオレと真奈だけの秘密の話じゃから内緒じゃ」
ぐいっと真奈を抱き寄せながら仁王が言った。
「いや、秘密ではないけどとりあえず大人の話なんやって」
自分を抱き寄せる仁王の腕をはがしながら真奈は小橋に言う。
(良くやった、真奈)by跡部
小橋「えー?大人の話って何?教えてよー」
周瑜「小橋、その辺りにしておけ。(これ以上小橋に怪しい言葉を覚えられても困るしな…)」
小橋「はーい」
渋々だが小橋はそれ以上追求して来なかった。





「それにしても……ここって結構賑やかやな」
跡「そうだな」
仁「まぁ、お前さんらは苦手じゃろうな。こういうの」
「うん…。でも、嫌いではないよ」
嫌いではない。
それでも……つい懐かしんでしまう。
自分が生まれ育った世界を。
もう戻れないのに……




ポンッ
「?」
真奈の頭に誰かの手が置かれた。
甘寧「あーまぁ何だ?あんまり抱え込むなよ?」
甘寧だった。
「?うん」
甘寧「(無意識に…か。まぁ大丈夫だとは思うが…)それより小橋。悪りぃがこいつの髪頼む」
小橋「うん。良いよ!」
そう言って、小橋は真奈を連れて行った。


.

[*前へ][次へ#]

24/82ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!