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小橋「あれ?そこにいる子って……?」
三人に囲まれている真奈を見て小橋は首を傾げた。
周瑜「あぁ、彼女が雅治の言っていた“香川真奈”殿だ」
小橋「えぇ!?そうなの?あ、はじめまして!小橋っていうの。よろしくね!!」
小橋はにっこり笑いながら真奈に手を差し出した。
「あ、こちらこそ。真奈でえぇよ」
そこだけ空気がホンワカとした。
真奈と小橋の身長差は約10p。(もちろん、真奈の方が低い)
二人が仲良く握手をする姿はなんともほほえましいものがあった。
周瑜「それよりも小橋。その……先程言っていた事なのだが…」
噂というのはどこまで変化するのだろう?
伝言ゲームでもここまで酷くは無いと思われるのだが、この情報伝達の速さは感心するべきなのだろうか?
小橋「あ!そうそう。何か孫堅様が女の人襲おうとして殴られたんだって!」
「………いやぁ、噂って凄いなぁ。ここまで内容が変わるとは」
跡「それより、‘せくはら’を教えたのはお前か?仁王」
仁「あぁ。まぁ、他にもいろいろと……」
「えっ!いかんやん、変な現代語教えて……」
仁「あー、まぁそうじゃな。そこは反省しよう」
「もう。絶対やで?」
仁「あぁ。すまんかった」
小橋「何?何の話?」
真奈達が何を話しているのか気になった小橋が割り込んで来た。


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