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ACT.16 「宴〜ニブいよ!!〜」


どこかに躓いて転んだ甘寧。
が、転んだ先が悪かった。
周瑜「…………」
陸孫「甘寧殿……」
跡「テメェ……(怒)」
仁「………(怒)」
まぁ、察しの良い方はわかるだろう。
甘寧は今、真奈を押し倒していた。
そこまではまぁ許される範囲であろう。
しかし、甘寧と真奈は喋れずにいた。
なぜなら、二人はキスをしていたのだから。
「ん〜〜!」
甘寧の下敷きになってしまった真奈が、甘寧を叩き早くどくように促す。
甘寧「……………」
しかし、それでも甘寧は動かなかった。
むしろぴくりともしない。
跡「―――っ!さっさと離れろ!!」
仁「そうじゃ!いつまでそんなうらやましいままで……」







で、結局甘寧は跡部と仁王によって真奈から引きはがされた。
甘寧自身は無言のまま。
「う〜、後頭部めっちゃ痛い……」
頭を打った真奈は涙目になりながら痛い部分を摩った。
と、今まで一言も発さなかった甘寧に動きがあった。
周瑜や陸孫やら跡部、仁王に痛い部分を見てもらっている真奈に近付きガシッと肩を掴んだ。
甘寧の突然の行動に真奈や他の面々が驚いていると、甘寧は真奈をじっと見つめてこう言った。
甘寧「お前、オレの女にならねぇか?」
「は?」


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あきゅろす。
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