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部屋へと入った二人は、真奈に迫っている孫堅の姿を見て固まった。
跡「何してやがる……(怒)」
仁「まさかそんな事する人やったとは…」
何とか真奈を孫堅の手から救い出した二人。
それに対し孫堅は何だという感じで
孫堅「別に良いではないか。欲しいと思ったんだ」
と、悪びれもせず言った。
跡「欲しい?」
「欲しいて……」
その言葉に目が点になる。
孫堅「どうだ?オレの妻にならんか?」
ニコニコ笑いながら孫堅が言った。
その時、先程からの会話が聞こえていたのか諸葛亮や尚香、孫権が慌てて入って来た。
尚香「父様!どういうつもり!?」
孫権「そうです!いきなり妻にだ等と……」
孫堅「悪いか?」
仁「悪いも何も……」
「ついさっき会ったばっかりやし……」
孫堅「なら、しばらくここにいると良い。どのみち同盟を結ぶつもりだろう?」
「まぁ、そうやけど…」
孔明「(何か仕掛けて来ると思っていましたが…まさか真奈殿を妻に、とは。まぁ、ありえませんが)お言葉に甘えましょう。真奈殿は全くそんなつもりは無いのでしょう?」
「あー、うん。まぁそうやな。景ちゃんも仁王も別にえぇよな?」
跡「(真奈を妻にだと?クソッ、孫堅の奴め…。まぁ、真奈なら大丈夫だしな…)あぁ、良いぜ」
仁「(やっぱり喰えん人じゃったか…。まぁ、真奈は承知せんじゃろう)オレも良かよ」
「じゃあ、お言葉に甘えて……」


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あきゅろす。
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