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ACT.15「はじめまして!呉の皆さん」


そして、仁王がいるという街についた真奈一行。
「いかん……めっちゃ緊張してきた」
緊張のあまり、テンションの下がっている真奈の側に諸葛亮がやって来た。
孔明「どうやら迎えを寄越してくださるそうなので少し待ちましょう。その間に、城へ入ってからの行動を話し合っておきます」
それにホウ徳も頷く。
「とりあえず、うちと景ちゃんは仁王に会いたいよ。そのために来たんやし」
ホウ徳「ならば、某と諸葛亮殿は周囲を警戒していよう」
孔明「そうですね…。いつ、誰が狙っているかわかりませんから。真奈殿も景吾殿も…、本人であったとしても油断してはいけませんよ?今はまだ、敵でも味方でもないのですから」
「ん。まぁ気をつけとく」
妙にやる気の真奈。
が、信用出来ないと他の面々は思った。







「お、さっそく来たみたい」
見ると、誰かがこちらの方へとやって来る。
どうやら呂蒙のようだ。
呂蒙「香川殿一行……ですかな?」
孔明「えぇ、そうです。こちらの赤兎馬に乗っておられる方が我らの主、香川真奈殿です」
「えっと…馬の上からすいません。自分で降りられんので。こんなのですが一応領主の香川真奈です」
呂蒙「これはどうも。俺は呂蒙、字は子明と申す。では、ついてきて下され」
「はい」


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