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ようやく全てのごろつきをしとめたのか、呂布は真奈を探していた。
呂布(ッチ。どこまで逃げた?)
そのままごろつきと逃走……という事は無いだろう。
真奈は“どちら”といた方が良いかわかっている。
ごろつきは所詮ごろつき。
直ぐにどうなってしまうか想像出来る。
それに、自分がどれほど真奈に執着しているか……。
毎晩その身体に刻んでいるのでそんな事は思いもしないだろう。










しばらくして、呂布の目にある光景が映った。










真奈と初めて出会った時のような死体の山。
そして……真奈の身体を覆う赤。


違うのは、真奈の手に剣が握られていた事。



一目見て気付いた。


真奈が殺したのだと。








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