FATE【BL】
第16話 5頁+裏話
「ふふ、ははは」笑い声の主はラーカイン炎王であった。
「ラーカイン、キサマはいつからここに居た?!」 レイサックは、突然に現した炎王を見て驚いた。彼が溢れた涙を抑えた。
「俺はある二人の濡れ場が始まる前から居たぞ」ラーカインはせせら笑った。
「誰があんなことを!」レイサックがすぐ拒絶した。
「俺は自分の目で見た。貴様がアルタイルとキスした時」 炎王はずっと二人を覗いていた。
「前にキサマに言ったはずだ。オレのこと、キサマには関係無い!」 レイサックは怒鳴った。
水王の心は、怒りと興奮感が混ざって、自分でも把握できない状態である。
関係がないと言われたラーカインは声を上げ言う。
「勿論、関係はある!俺は自分の『モノ』を誰に触られたくない!
この一ヶ月、貴様の傷が治るまで、俺がずっと待っていた。
この一ヶ月、俺の心が燃えるようになった。貴様も同じだと思う。
そうでなければ、貴様がここに独りで凹んでいないだろう」
炎王がレイサックの気持ちを見通したように話、若水王を引き寄せ、海水に潜水する。
ラーカインの強力で、レイサックがいくら振り払っても、炎王の腕から逃げられない。水王が海底に押し付けられた…
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※O秘密の気持ちの裏話※
皆さん、こんにちは。月神です。
毎日雨が降ったり止んだりしていますね。梅雨の本番は来週からだそうですが、もう入っているじゃないかと思いますね。
さて、久しぶりにFATE本編に戻りました。
レイサックとアルタイルとラーカインの関係はこれから、どう変化していくだろう?
ラーカインの嫉妬はどこまで燃えるか!
次回:P身体の正直(18禁)
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