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inviso firmamento(嫌われた大空)
10
「そんなあの人達を見て思ったんですが」

 黒子がそう言うとツナ達3人は首を捻った。
そんな彼等を見て、黒子は続ける。

「一度だけ、会ってみるのもありなんじゃないかと」
「っ!」

彼の言葉を聞いてツナは息を飲んだ。
その目を見開き、彼は口を開く。

「……嫌だ」
「ですよね。 ……つらい、ですよね」

黒子の言葉を聞き、ツナは首を横に振った。
その後で自分を見た彼の目の冷たさに黒子は驚く。

「違うよ、黒子君」
「綱吉、君?」



「もう会いたくない――俺はもう、彼等を信じるのは諦めたんだ」



そう言い切ったツナの声に迷いはなく、聞いていた誰もが驚愕した。
無論、彼等の事情を知らない火神でさえも。

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あきゅろす。
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