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inviso firmamento(嫌われた大空)
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「わかりました、是非お願いします」



 そう先に答えたのはツナだった。
さつきは彼を驚愕した顔で見る。

「マネージャーで良いの? 他に入りたい部活は無いの?」
「良いんだ。 どうせ運動も勉強もダメだから、人の役に立てる事が出来るならやるだけだよ」

彼の発言を聞き、今吉は首を捻った。
そんな相手にツナは話し掛ける。

「ダメですか?」
「いや、そんなに謙遜する奴は初めて見ただけや」
「謙遜じゃなくてほんとにダメなんですよ」

彼はそう言って苦笑した。
そんなツナを見たまま今吉は口を開く。

「そうなん? ……ま、とにかくよろしゅうな。 桃井さんはどうするんや?」
「特に入りたい部活は無いですし、大ちゃん達が入るなら」

彼女がそう言った直後、青峰が戻ってきた。
彼はさつき達に猛スピードで近づく。

「――『特別扱いはしない、他の1年生同様に入部試験を受けろ』、って」
「そっか、頑張ってね」

ツナがそう励ますと、少し落ち込んでいた彼は頷いた。

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あきゅろす。
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