inviso firmamento(嫌われた大空)
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それからさらに数ヶ月経ち、翌年4月。
真新しい制服を着たツナを見て、奈々は口を開く。
「ツー君、似合ってるわよ。 桐皇学園高校の制服!」
「ツナ兄、かっこいい!」
「ありがとう。 母さん、フゥ太」
礼を言ってツナは笑った。
その後彼は落ち着いて朝食を摂り、しばらくすると準備を終えて2階から下りて来る。
「行ってきます!」
「ツナー、行ってらっしゃーい」
「沢田さん、気をつけて!」
ランボとイーピンに手を振り返し、ツナは家を出た。
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