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デュララリ!!
標的.05!!
「ここが来良か……」

 翌朝7時半、帝人達2人は来良の正門にいた。

「十代目、早く行きましょう!」
「ちょ、待ってよ獄寺君!」
「そうだぜ獄寺。 ツナがおいてきぼりなのな」
「嵐の人、速い……」

彼らの目の前を通っていく、真新しい来良学園の制服を着たツナ達。
すると、突然振り向いたツナと止まって彼らを見ていた帝人の目が合った。
ツナが足を止めれば自然と獄寺達も止まり、2人に気づく。
彼が何か言ったと思えば、獄寺が猛スピードで帝人達のもとに駆けてきた。

「てめぇら、ちょっと来い。 沢田さんがお呼びだ」
「彼が? わかりました、行きます」

帝人がそう言うと、獄寺は正臣を見た。
相手が頷くのを確認すると彼が先導して歩く。
少しすると2人はツナ達の前にいた。

「ごめんね、帝人君、紀田君。 まさか見かけるとは思わなくて」
「大丈夫だよ、綱吉君」

帝人が人懐こい笑みでそう言うと山本が知り合いなのかとツナに尋ねた。
彼は小さく頷き、『昨日、迷った時にね』と伝えた後笑顔で続ける。

「3人も自己紹介しよう?」
「はい! ……獄寺隼人だ」
「俺は山本武。 よろしくな!」
「私は、クローム髑髏」
「僕は竜ヶ峰帝人です。 よろしく」
「紀田正臣だ。 ま、よろしくな」

初対面よろしくそう言って帝人が差し出した手を、ツナは優しく取った。

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あきゅろす。
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