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デュララリ!!
標的.20!!
 しばらくして、ハンズ前。
ツナとクロームは獄寺達と合流した。
何故クロームがいるのかと言うと、帝人のアパートの前にいた時まで遡る。



 クロームは透明化の幻術を自分とスクアーロにかけ、アパートの前で待っていた。
ツナが彼女に尋ねれば、骸に頼まれたのだと答える。

「骸様達は、既に目的地に向かってる……」
「目的地? ――まさか」
「ごめん、帝人君。 メールで、ハンズ前に行くようにお願いしたんだ」

ツナがそう答えると、帝人は苦笑した。



 時は進み、ハンズ前。
セルティは既に屋上に移動した。
臨也は何処かに避難したのか、ここにはいない。

「ツナ、これからダラーズの集会があるってホントなのな?」
「創始者本人から聞いたからね、間違いないよ」

ツナが言い切れば獄寺と山本、そして了平は目を見開き、リボーンはため息を吐く。

「な、やっぱりあいつもダラーズだったろ?」
「正確には創始者だったよ」
「……あの平凡好きがか」

彼はツナの言葉にそう返すと、わずかに意外そうな顔をした。

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