[携帯モード] [URL送信]

デュララリ!!
裏・標的.14!!
 そんな時、どこからともなく携帯の着信メロディーらしき物が鳴る。
直後スクアーロがポケットに手を突っ込み、黒い携帯を取り出した。

「もしもし? ――あ、てめぇか……あぁ、わかった。じゃあ明日の夜俺が行く」

そう言って、彼は電話を切った。
ベルが相手を尋ねると、スクアーロは小さくため息を吐いた後、口を開く。

「沢田、だ」
「……モドキか」
「あぁ、明日動きを起こすから、力を貸して欲しいって言われた」
『その、沢田というのは?』

セルティに問われ、ベルが口を開く。

「俺らは認めてねーけど、次期ボンゴレ10代目」
『――そうか、そいつのフルネームは?』
「沢田綱吉だ」

XANXUSが言うと、セルティは『わかった』とでも言いたげに頷いた。
その後、彼女は彼等に言った。

『もしそいつやその仲間に会ったら、手を貸す』

と。

「こっちにも頼むぜぇ? ヴァリアーにも動きづらい時はあるからなぁ゙」

スクアーロの言葉を聞き、セルティは再び頷いた。

[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!