デュララリ!! 標的.14!! 翌日も、張間美香はやって来なかった。 帝人はそれを疑問に思っていたが、そんな折、何故か後ろから正臣の声。 隣のクラスのはずの彼が何故かいるのだ。 ホームルームでクラス委員を決めているのだが、なかなか手が上がらない。 そんな中意外な人物が手を上げる。 帝人の意中の人――園原杏里だ。 彼女がもう一人いないか尋ねると、正臣は悪ふざけであげようとする。 帝人はそんな彼を止め、少ししてから自身が手を上げた。 そして今日の活動が全て終わり、下校する生徒達が多い中。 正臣はツナと帝人をナンパに誘った。 しかし 「は!? な、何でそんな事」 「お、俺も無理だって!」 2人揃って露骨に嫌がる。 ノリが悪いな、と思いつつも正臣は笑顔のまま2人を引っ張って昇降口までいった。 するとそこでは意外な組み合わせの男女が言い合っている。 杏里と、矢霧誠二だ。 何故か痴話喧嘩だと思った彼は2人の間に入る。 その途端杏里は駆け出し、その場には男子4人だけが残った。 [*前へ][次へ#] [戻る] |